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2006年5月26日 (金)

再び、国立劇場へ(文楽5月公演第1部)

初日に寝不足で出かけたことを悔やんで、再び国立劇場へ。
文楽にひたひたとハマりつつある今日この頃です。

にわか勉強したためか、今日はあっちこっち気になってしまいました。大夫も三味線も見たい、でも人形も見たい、黒子や、大道具、小道具も気になる....そんなことしつつ4時間、ちょっと疲れました...。が、前回気づかなかった(寝ていたので見てなかった)点がたくさんあって、やっぱり行って良かった♪ 二回目でストーリーを把握してたので、楽しんで見ることができました。基礎知識があると、
大夫の声がよく聞こえ、話の筋がスッとわかるようになりますね。(これはオペラと同じ、やはり予習復習は大切だわ。)

「寿柱立万歳」も、今日は笑いながら楽しく見れました。「べつちやらこ」「まつちやらこ」って三河弁なのかな~。可愛い掛け合いでした。鶴澤寛治さんのお孫さんである、鶴澤寛太郎くんが出ていましたが、堂々と落ち着いてて、10代なのにすごいなぁと感心いたしました。

「ひらかな盛衰記」では、咲大夫さん、権四郎の台詞では、松右衛門を「まっちぇもん」と呼んでいたのか~なんて聞きながら、勘十郎さんの動きが鮮やかで素晴らしい~、簑助さんのお筆はお女中にしては美しく高貴すぎるわ~、ああもう引っ込んじゃうの~、もっと見たい~と興奮しつつ、燕三さんの弦は前回切れたと思ってたけど、そうじゃなくてその後のソロ(?)に向けて調整してただけなのね、キチッとした弾き方がいいぞ、先輩!なんて一人盛り上がる。

「艶姿女舞衣」では長太に笑いつつも、お園のくどきにしっとりとした気分になりました。半七の吉田幸助さんと三勝の吉田簑一郎さんも良かったです。これから命を絶つ、でも最後にお通に一目...という悲しい二人の気持ちがひしひしと伝わってきました。綱大夫さんの見台が朱色に豪華な模様入りでとっても綺麗、清二郎さんは何回も松脂をつけてはバチを持ち直していて、戦闘体制のピッチャー(?)みたいでした。

「契情倭荘子」は足遣いが大変そう、ひらひらした感じを出すのって難しそうです。扇が羽みたいに効果的に使われてるんだな、と小道具の存在感を感じた次第。三味線は鶴澤寛治と若者たち(?)で、親子以上の年の差チームでした。

出演者の顔と名前が分かって見ると、やっぱり楽しいです。例えば、サッカー選手も分からないよりは、分かる方がイイ、ってのと同じですよね。技芸員は全部で100人いないはずなので、頑張れば覚えられるかな。(W杯の代表選手全員は言えないけど...。)ただ、人形遣いの若い技芸員さんは足遣いだから顔が見れないので残念ですね。黒衣の下は誰かな~と想像して見てました。

先週購入した「文楽ざんまい」「文楽ハンドブック」を読んだだけで、こんなに楽しめちゃって得した気分。今度は簑助さんが書いた本を買って読みたいです。次は9月、通し狂言「仮名手本忠臣蔵」なので、すごーく楽しみ。(私はモーリス・ベジャールの「The Kabuki」でしか、通して見たことないので~。)文楽は、これからしばらく自習モードで楽しめそうです。

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