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2006年5月12日 (金)

文楽5月公演 第1部

Nobori 

国立劇場小劇場で、鶴澤燕三襲名披露公演。
東京公演の初日。昨日の雨が嘘のような五月晴れで、国立劇場の鮮やかな緑をバックに「鶴澤 燕三」の幟がはためいていました。




Syuumei
襲名公演にて開演前のロビーは賑々しく、テレビで見た顔もちらほら。お祝いも飾られていました。





しかし、開演したら、客席までピーンとした緊張感がありました

オペラやバレエに比べ、文楽や歌舞伎は幕開き直後は、ザワザワして和やかなものですが、本日最初の「寿柱立万歳」がはじまっても空気が硬い。出演者も硬い。楽しい演目が楽しくなく、淡々と終わってしまいました。

そして、「ひらかな盛衰記」の前に、燕三襲名を、住大夫さんが朗々と述べられました

私のお席は文楽廻しの前でしたが、周辺には燕三さんファン(後援会?)の女性たちがお着物でビシッと決めておられました、大阪弁の方もいらしたようで、流石です。

今回は三味線も強く、荒々しさが際立つ演目で、途中弦が切れたりもしましたが、燕三さんは落ち着いて真面目に演奏していらっしゃいました。バチをもつ手には少々力が入っていたかな?今度は清々しい音などが楽しめる演目でも、聞いてみたいです。

お客さん達は、よしよし無事襲名が終わった、と思ったのか(もしくは自分の意識がそうだったのか?)、その後はいつもながらのゆったりした雰囲気で楽しめました。

「艶容女舞衣」は、文雀さんが遣ったお園の「後ろ振り」を観ては、ううむ、ダンサー並な色香、と勝手に満足しました。筋書きの解説にもあったけれど、文楽に出てくる女性たちは何故こうもまあ、男性に従順で、恨みつらみ無く、清らかなのでしょう...。でもそれが観たくて人は集まるのだから、誰もがそういう心を求めているということでしょうか。

「契情倭荘子」では鶴澤寛治さんの三味線を堪能しました。寛治さんはバチも軽く握っていて、ほんとに最小限しかバチを動かさないのに、軽くて深~い音なのですよね。弦楽器って、特に激しい演奏になる時は余計な音が出てしまったりすると思うのですが、寛治さんはいつもキリッとした音で、惚れ惚れいたします。

幕間に「おにぎり弁当(700円)」を頂きましたが、また写真を忘れて食べてしまった...。で、売店へ寄って、いつもの豆大福を購入、最後のいっこでした、ラッキー。
Daifuku





新橋にある、新正堂さんの豆大福です。
塩気が少なくて好き。






今日は寝不足のまま文楽へ出かけてしまい、後悔しました。昨夜ボリショイを観てから、夜更かしてしまったのが大失敗。11時から15時半までの長丁場で、途中まぶたが重くなってしまいました...ああ、もったいない。

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