バレエフェス・Bプロ
11日(金)に見てきました。が、その後3日間は毎日14時間以上働いていたので、すでに遠い遠い過去のような気がする...。
「ディアナとアクティオン」
ヴィエングセイ・ヴァルデス&ロメル・フロメタ
神様はこんなにも身体能力のすぐれた人間をお作り下さったものだ、とタメイキが出るくらいの美しさ、素晴らしさ。フロメタのジャンプは凄かった。初めてホセ・カレーニョを見たときと同じような驚きでした。キューバ組は今回のバレエフェスを大いに盛り上げてくれたと思います。キューバ国立バレエ団は来日しないものでしょうか?
「リーズの結婚」
エレーナ・テンチコワ&フィリップ・バランキエビッチ
農村の可愛らしいカップルのパ・ド・ドゥのはずが、都会的でスマートな二人でした。
「幻想-『白鳥の湖』のように」
ジョエル・ブーローニュ&アレクサンドル・リアブコ
以前ルグリ&オレリーでも見たことがあるけど、今回の方がより良かった気がします。といっても、深く静かな作品で、今の記憶ではうまく言葉で表せない...ハンブルクへ行ってぜひ全幕で見たいものです。
「海賊」
イリーナ・ドヴォロヴェンコ&ホセ・カレーニョ
Aプロのときにも思ったけど、カレーニョのジャンプは以前よりは迫力に欠けます、が、ノーブルな踊りにウットリ、こんな奴隷はいないと思うんですけど...? ドヴォロヴェンコはテクもあり、華やかさもあり、良いですね。とっても上品な「海賊」でした。
「ロミオとジュリエット」バルコニーのパ・ド・ドゥ(ラヴロフスキー版)
マイヤ・マッカテリ&デヴィッド・マッカテリ
ラヴロフスキー版は、「二人の心は既に決まっている」状態でバルコニーで密会するシーンなんだと私は思うんです。(比べると、クランコ版は自分たちの気持ちを確かめるきっかけになるシーンとして作られていると思う。)しかしね、兄妹だからという点を割り引いても、デヴィットのロミオじゃ、駆け落ちはできなさそうでした。なんというか、優柔不断そうな、サラリーマンみたいな感じで、一応やって来た程度にしか見えなかったのです。もっとラブラブで頼みますよ~(フィーリンほどとは言わないからさ。)マイヤの方は可愛らしいジュリエットでした。
「カルメン」(アロンソ版)
ガリーナ・ステパネンコ&アンドレイ・メルクーリエフ
斎藤&首藤ペアに比べると、ステパネンコは頭のてっぺんにつけた赤い花が似合うな~(踊りは友佳理さんの方が好き)。メルクーリエフは何で水玉模様のシャツなんでしょうか...(首藤さんに衣装借りた方が良かったのに)。それからあっという間に終わったのでびっくりしました。切り取って見せるのが難しいのかもな~と不完全燃焼。
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
アリーナ・コジョカル&ヨハン・コボー
前回のコジョカル&コレーラのはじけまくりなチャイパドに比べると大人しい...。音楽があまりにも踊りのためにコントロールされていて、残念でした。(ケヴァルさんの時はそう思わなかったんだけどな。)
「白鳥の湖」より”黒鳥のパ・ド・ドゥ”
ポリーナ・セミオノワ&フリーデマン・フォーゲル
セミオノワの肩の関節はどんな風になっているんでしょうか...。一人でバキバキ踊るポリーナに対し、フォーゲルの存在感のなさが悲しい。でもフォーゲル君カワイイですね♪
「眠れる森の美女」
ルシンダ・ダン&マシュー・ローレンス
Aプロのマッカテリ兄妹があまりにも印象なかったので、見たときにはおおっ、と嬉しくなったけど、今はもうあんまり記憶にないです...。でも今回この二人を見て、オーストラリアバレエ団の来日が楽しみになったことは事実。ダンは本当に良いダンサーだと思います。
「椿姫」より2幕のパ・ド・ドゥ(ノイマイヤー版)
オレリー・デュポン&マニュエル・ルグリ
オレリーの白いドレスが女らしくてウットリしたのもつかの間、ルグリはリフトが大変そうでした。二人の幸せな日々を表現するのに、あんなにも高く持ち上げたりクルクル廻したりしなければいけないのかしら、西洋人の愛の表現って、とか余計なことを考えたりもしたけど、とにかく美しい二人でした。
「ジュエルズ」より”ダイヤモンド”
ディアナ・ヴィシニョーワ&ウラジーミル・マラーホフ
いや、しかし、この二人は何を踊っても「私たちの世界」ですね。Aプロのオペラ座ペアが魅せた硬質な美しさ(例えるとダイヤモンドそのものを表現している感じ)に比べて、とても人間的な世界(私たち美しいダイヤモンドの精よっ、て感じ)でした。でも別モノとしてみれば、これはこれで楽しかった。
「孤独」
ジル・ロマン&那須野圭右
那須野君の表すものがなんだったのか良く分からなかった。ジルは既にダンサーというよりも表現者って感じですよね。体からメッセージを発しているようでした、が、またもフランス語の壁が...。
「椿姫」より3幕のパ・ド・ドゥ(ノイマイヤー版)
シルヴィ・ギエム&ニコラ・ル・リッシュ
個人的には全然入り込めなかった。何故この作品を選んだのか疑問。アシュトン版のほうにすればよかったのに...。ギエムの赤い髪がうまくほぐれなかった点も興ざめでした。こんなに踊れる二人なら、前回みたいにエク作品とか見たかったなぁ。
「ドリーブ組曲」
アニエス・ルテステュ&ジョゼ・マルティネス
3年前はアダージョだけで予告編みたいになってたもの、ついに全部見れました。作品自体に目新しさはないけど、二人とも楽しそうに踊っていたので、見ててハッピーな気分になりました。衣装は本当に素敵。
「三人姉妹」
タマラ・ロホ&イナキ・ウルレザーガ
ギエムの残像が強すぎて、ダメでした。ロホはもうちょっとオトナになってからの方がいいかもしれません。イナキは...なぜ深緑色?
「マノン」より”沼地のパ・ド・ドゥ”
アレッサンドラ・フェリ&ロバート・テューズリー
フェリのマノンは本当に疲れ果て、最期の力を振り絞ってデ・グリューと気持ちを交わしている感じで涙がでました。今回のベストかも。フェリ素晴らしかった。テューズリーも愛する女性を何とか助けたいという気持ちが出ていて、良かった。この二人意外とあっているのかもしれません。テューズリーのブラウンの長いタイツを見て、Aプロでマラーホフがはいていた白いハーフタイツはステテコみたいだったなぁと思い出し笑いでした。
「ドン・キホーテ」
レティシア・オリヴェイラ&ズデネク・コンヴァリーナ
普通に良かった。キトリは扇を使うバージョンで良かった。ごめんなさい、これ以上覚えてません~。
最期に、佐々木さんが出てきて、ダンサー全員に花束を渡し、その後手ぬぐい投げがありました。私は3階にいたので受け取れなかったけど、ダンサーが嬉しそうに投げているのを見て楽しみました。
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