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2006年8月 4日 (金)

スターダンサーズバレエ団「くるみ割り人形」

今日は、新国立劇場でスタダンの「くるみ」を観てきました。

Nutcracker

会場入口で、熊川哲也さんと中村祥子さんを発見。
今の東京にはいったい、どれだけのバレエダンサーが集っているやら? 世界のバレエの中心地は間違いなく東京だと思われます。

会場は、ほぼ満席。夏休み中、演目も「くるみ」だからか、客席には大勢の子供達が。私の後ろの席の子供達はスタダンでバレエを習っているのか、「あ、○○先生だ~」と上演中喋る。再登場した時も、繰り返し喋る。良い子は上演中は黙ってね!と言おうとしたけど、親に睨まれるかもしれないと思い、やめてしまいました。

そんなわけで、あまり舞台に集中できなかったのですが...。
それ以前に残念ながら、スタダンのダンサー達の質もあまり高いとは言えなかった気がします。特に男性が...。
1幕は振付をこなして順番に踊っている、という程度にしか見えず。
2幕はディベルティスマンなので、全体感を問われないこともあり、楽しんで見れました。クララの林ゆりえさんは、2幕に入ってからはとても良かったです。手の動きが綺麗で、良いダンサーになると思います。

お目当ての吉田都さんは、2幕の金平糖の精。金平糖の踊りは、多分正味20分もない短さ...。正直な気持ち、もっともっと、も~っと都さんを観ていたかったです。

都さんが登場した時には舞台上がパァーっと明るくなった気が。立っているだけなのに、目が釘付けになってしまうほど、物凄い存在感です。踊り始めても、音を正確に動きにして、やわらかな表情のまま次々とパを美しく決めていく。終始穏やかな笑顔で、体全体から幸せ感がにじみ出てました。もう完全に別格で、「私は今まで何を見てたのやら?」と思ってしまい、結局、さっきの不満なんてどこへやら、完全にウットリしてしまった私でした。

ボネッリもロイヤル風のやわらかな動きで綺麗にパを決めていました。
1幕で王子が登場した時は「やっと見られる男性ダンサーよ~」と、嬉しくなりましたが、比較論でなくとも、品の良いダンサーだと思います。イタリア出身だそうですが、ノーブルでおとなしそうに見えるな~。最後にクララに投げキスして去っていくシーンは、さすがイタリア男? とっても甘い優しい投げキスで、大切な気持ちがひしひしと伝わってきました。

今日は久々の舞台鑑賞でした。ワクワクして出かけたのに、お子ちゃま達にやられて一瞬かなりブルーになりましたが...。
結局は「素晴らしいものを観ることができて幸せ♪」に落ち着いてよかった。吉田都さん、本当に素晴らしい人です。これからも機会を逃さず観たいダンサーです。(観たことない方、絶対にお薦めします。)

・・・明日は世界バレエフェスAプロです。
アドレナリンだかドーパミンだかが出まくって、興奮の一日になることでしょう。

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