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2006年10月 5日 (木)

神奈川フィル 第229回定期演奏会

みなとみらいホール19時開演、17時過ぎにコソコソ会社を出て(笑)
片道約1時間半もかけて、行って参りました。

「フランス近代の色彩」
指揮:パスカル・ヴェロ
クラリネット:ポール・メイエ

♪ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
♪フランセ:クラリネット協奏曲

♪ラヴェル:バレエ音楽「マ・メール・ロワ」
♪ラヴェル:ラ・ヴァルス

(クラリネットのポール・メイエのアンコール曲)
♪ステファン・ソンドハイム:センド・イン・ザ・クラウズ

本日は1階のほぼ真ん中の列で鑑賞。”牧神”を聴いて、ホールの残響がこんなに凄かったかな~と気になりました。フルート奏者が息を吸う音までハッキリ聞こえて、やや興ざめ。演奏も綺麗だけど、やや盛り上がりに欠けるかな、というスタートでした。

でも、ポール・メイエが登場したら、オケも一変!木管チームが素晴らしい音をだしていました。フランセの協奏曲は音符がたくさん散りばめられて、日本人ではそのエスプリを出し切れなかったかもしれないけど、メイエの超絶技巧には、ただただ圧倒されました。

メイエとクラリネットは、メイエが主でクラリネットが従なのか、クラリネットが主でメイエが従なのか、どちらが幹で、どちらが枝なんだ?と思う位の密な関係(吉田玉男と、文楽人形の関係に近いわ...。) クラリネットがすでに彼の体の一部になってる感じです。この協奏曲自体は、私の好みではないけれど、第3楽章では、クラリネットとオケの木管達とが絡み合う美しい音色が気に入りました。メイエのアンコールは落ち着いた曲調で、クラリネットのいろんな音が聴けてラッキーでした。限りない高音を出しても、全然安っぽくならないのが、世界のトッププレイヤーですよね~。


後半
正直オマケだと思っていたのですが、いやはや、美しかった。
神奈川フィルやるじゃん!パスカル・ヴェロいいじゃん!

ラヴェルの2曲では各楽器の音がこまやかな所まで聴き取れて、このホールのよさを実感。半音階の響きや、フルートの華麗な音とコントラファゴットの強い音のやりとり、パーカッションのスパイスが効いた音、弦もそれぞれのパートが綺麗に響いていました。神奈川フィルは指揮棒の導きで、滑らかな響きを出していたので、とっても幸せな気持ちになりました。ラ・ヴァルスは大編成で迫力満点。最後の盛り上がりから終演になったとき、隣に座っていた年配の男性なんて思わず「ウホゥ」と声を出して拍手していました。


横浜は大都市だけれど、明らかに東京とは違う都市の香りがあります。お客様をみても(会場の入りは7割といったところ)、高校生や若い人が結構いるのと同時に、地元の名士といった年配の男性も多く見られました。横浜で異国フランスの音を感じられたのは、首都東京のような重苦しさがないからなのかもしれません。海のそばで自由に美しい音を紡ぐ、地元のオーケストラ。神奈川県民にもっともっと聴いて欲しいものですね。私も神奈川出身なので、また聴きに来ようっと。

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第229回定期演奏会       『フランス近代の色彩』 2006年10月05日(木)           19:00 開演 横浜みなとみらいホール    指揮:パスカル・ヴェロ  クラリネット:ポール・メイエ  ※13:40より プレ・コンサート モーツァルト/   ファゴットとチェロのためのソナタ                 第1楽章   山本さんと石井さん ドビュッシー/牧神の午後への前奏曲 フランセ/クラリネット協奏曲 メイエ... [続きを読む]

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