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2006年10月29日 (日)

秋の夜に

現在のお気に入りは、
♪フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調

大人っぽくて美しいですよね、秋の夜にぴったり。
久々に演奏会の感激を長~く引きずって暮らしております。
うっとり、幸せ。

(演奏会は西江&アンダローロ、CDはMIDORI&McDONALDです。)

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2006年10月28日 (土)

ビリヤード

本当に久しぶりに、ビリヤードをしてきました。

10年ぶりくらいだったので、「当たらなかったらどうしよう」と、少々不安でしたが、やってみたら結構できたので、ホッ。
一緒に行った人がとっても上手だったので(だから行ったのですが)、教えてもらいながら何気に上達したかも? 楽しかったです。

久々にビリヤード場へ足を踏み入れたけど、今はダーツ&ビリヤードのお店なんですね。ダーツはかなり年齢層が若く、どのブースも女性が多かったです。反面、ビリヤードは男性グループの台と、若い女の子&ビリヤードが得意な男性のカップルの台、という2パターンにくっきり分かれてました。つい興に乗って終電過ぎても続けたのですが、深夜になると完全に男性ばかり。隣の台では年季の入った男性数名が黙々とゲームを続けていました。カッコいいけど、自分の世界どっぷり、という感じでしたね~。

ナインボールとエイトボールと交互にしてみましたが、集中力が切れるとダメ。頭も使うし結構疲れます。でも何気にはまったかも。また行きたいって言ったら、毎日素振りしておけ、って言われてええ~っ。
そうか、ビリヤードって、スポーツだったのね...。

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2006年10月24日 (火)

マキシム&モスクワ・フィルハーモニー交響楽団

お誘いを受けて、東京芸術劇場へ出かけてまいりました。

指揮:ユーリ・シモノフ
ピアノ:マキシム

♪シューベルト:ロザムンデ序曲

♪リスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調 作品124

♪ドヴォルザーク:ニュー・ワールド・コンチェルト(ジョン・レハネン編曲)

♪バンブル・ビー(マキシムのアンコール曲)

♪チャイコフスキー:バレエ組曲「眠れる森の美女」作品66
(ユーリ・シモノフ抜粋による)


今日のお客様の大半は「マキシム」ファン。つまり、通常のクラシックコンサートとは違う感じでしょう。そう覚悟して出かけたので、結構楽しかったです。(演奏中に喋ったり、黒飴をかじる!オバサマにも耐えられました、私も大人になったわ~。)

ロザムンデ序曲は「前座」状態。演奏もパッとしませんでした。
ロシアモノとか演奏してくれる方がいいのにね~。

リストはですね~、一応クラシックなノリで演奏しているものの、やはり「マキシム風」でした。彼なりの解釈で演奏していたと思いますし、悪くはなかったと思いますが、オケとかみ合っていたか、という点ではかなり微妙です。また、オケも気合が入っていなかったと思います。(金管、木管あたりは、2軍レベルでした。)先日ツィマーマンのCDの演奏がフツウだと大口をたたいた自分を反省しました。フツウって素晴らしいですね...。

今回の狙いは「正統派クラシックも弾くマキシム!」だったのでしょうが、実際のお客様のニーズはもっともっとアップテンポにアレンジしたマキシムなのだと思います。リストではあきらかに戸惑っていたお客様達も、ニュー・ワールド・コンチェルトや、バンブル・ビーは、拍手喝采でした。マキシム自身、どういう方向性で進むのか悩んでいるのかもしれませんね~。正統派クラシックを目指すのであれば、リストのミスタッチは多すぎたかもしれません。

休憩をはさんで後半1時間はずーっと「眠れる森の美女」。マキシム目当のお客様は、きっとお疲れになったと思います(実際、途中退席者がチラホラ)。

が、バレエ好きな私は、いつもピットから聴こえる音が目で確認できるので、興味津々でした。なんせ、木管の一番が軒並みベテラン層に入れ替わり、オーボエのオバサマとフルートのオジサマなんて素晴らしいお仕事をしていましたので。ハープのオバサマはちょっと力が余ってんじゃないの~っていうくらいの気合でした(弦が切れるかと思ったよ。)

それに、このマエストロ、指揮しながら踊っているのか、というほどノリノリでした。きっとバレエ好きなんですよ。バレエ知らない人には、苦行だったのでは...。カラボスが踊るシーンの指揮っぷりなんて、あなたがカラボス?!みたいに激しいアクションでしたからね...。

マキシムを聴きに来た人には不完全燃焼だったと思いますが、私にとっては、後半のモスクワ・フィルが何気に楽しくて良かったかな、という夜でした。

(おまけ)
東京芸術劇場へ行ったため、またしてもアルミンク・デビューを逃しました。1月19日までおあずけ...。

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2006年10月21日 (土)

イドメネオ

新国立劇場のニュープロダクション、プレミエです。

♪W.A.モーツァルト:「イドメネオ」

指揮:ダン・エッティンガー
演出:グリシャ・アサガロフ
美術・衣装:ルイジ・ペレーゴ

イドメネオ:ジョン・トレレーヴェン
イダマンテ:藤村 実穂子
イーリア:中村 恵理
エレットラ:エミリー・マギー
アルバーチェ:経種 廉彦
大祭司:水口 聡
声:峰 茂樹

管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

全くCDなどで予習せずに初めて観て、聴いてきましたが、とても美しい作品で、3時間楽しめました。作品全体を通してゆっくりとした演奏だったと思うのですが、飽きも来ず、間延びもせず、指揮者の力量が感じられます。今日は(!)東フィル良かったですね、特に弦が美しかった。管(特に金管)がもう少し堂々とした感じだとバッチリなのですが。

幕が開いて、まずはイーリアの独唱。中村さんは美しい声で、捕われの身でありながら敵国の王子を愛してしまう葛藤を見事に歌っていました。そして、お目当ての藤村さん登場。ズボン役でかつイタリア語と、いままで観てきたドイツオペラのイメージと異なる役柄ですが、歌の安定感はバッチリでした。立居振舞などは、やはり女性らしさが出てしまい、とても若い繊細な王子様といったところでしょうか。歩き方とか、難しいのだと思いますが、もう少し雄雄しいと良かったかも。とはいえ、一流の日本人歌手達をここ新国立で聴けるということがとても嬉しく、幸せに思いました。

今日の舞台を観て思ったのは、日本人と西洋人の喜怒哀楽の表現はやはり違うのだろうなぁ~ということ。日本人歌手のお二人は、悲しみの表現はとても上手なのですが、怒りや喜びの表現は控えめに感じられます。

例えば、トレレーヴェンが岸辺でイダマンテを拒む時には苦悩の感情がハッキリと表れていて、拒まれたイダマンテの困惑まで浮き彫りにされる感じがしますし、エレットラが嫉妬を表すところなどは、悔しさ、憎さが混じった、女性特有の(?)ドロドロした気持ちが手に取るように感じられました。

それに比べると、3幕でイダマンテとイーリアがお互いの気持ちを確かめあい、愛の喜びを歌うシーンは清らかに歌っているものの、命を失うかもしれない時に感じる愛といった激しさは全然ないんですよね。ラストシーンでも、エレットラが連れ去られた後、二人は海神の神託により結ばれた喜びに浸る、というよりも突然の展開に戸惑いつつも新たな道へ歩みだす決意をする、という雰囲気がありました。もちろん演出の意図もあると思いますが。(もしも演出家がアメリカ人だったら、ラストはただ愛の喜びにひたりまくると思います....。)

そういうわけで、多少物足りなさを感じる部分もあったのですが、全体を通じてとても良く出来たプロダクションだと思います。合唱も良かったし、演出もシンプルでした。あと、今回のプログラムは読み応えがありました。作家の阿刀田高さんの文章まで出ていたので驚き。もっとギリシャ神話について、知りたいと思わせる充実した内容で、800円はお買い得。新国立劇場、次は何を観に行こうかな~。

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2006年10月19日 (木)

西江辰郎&ジュゼッペ・アンダローロ デュオリサイタル@三鷹市芸術文化センター

三鷹市芸術文化センター 風のホールで行われたリサイタルです。
こぢんまりとした、とても気持ちのよいホールでした。

♪モーツァルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 変ロ長調 作品454

♪プロコフィエフ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第2番 ニ長調 作品94

♪フランク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ長調

(アンコール)
♪クライスラー:
♪カプースチン:「ジャズ組曲」より第8番
♪プッチーニ:「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」

西江さん、今日はモーツァルトを丁寧に優しく扱っている感じでした。
例えて言えば、まだ青く硬い蕾だけど、うっすらと色を感じるような状態かな。ふんわりと大きな大輪の花を咲かせて欲しいな~。でも、今日はピアノよりも音が立っていたと思います。西江さんのモーツァルト、今後が楽しみです。

プロコフィエフは、1番を演奏するのだと勘違いしていて、2番だったので、あらら。上手く感想が書けません。でも、お二人のパワーが溢れんばかりに注がれていましたね。

フランクは、本当に素敵でした~。火曜日よりも余裕を感じた第一楽章、大人っぽくてちょっとウットリ。第二楽章はやはり二人の情熱がぶつかりあい。第三楽章のVnのレチタティーヴォがふくよかな音で凄く良かったです。ホールの違いのせいだけじゃなく、演奏に磨きがかかったのですよね。ああいうふくよかな、まろやかな音をこれからもいっぱい聴きたいな~。そして第四楽章、主題を追いかけあうスピードが最後までここちよかったです。

今日は会社の同僚と一緒に行ったのですが、クラシックにあまりなじみの無い彼女曰く、自由席ということもあり、リラックスした雰囲気でとても良かったと言っていました。今日のお客様はとっても落ち着いた感じで、客席全体がおっとりとした、あたたかい雰囲気でしたね。室内楽コンサートの魅力をまた発見した夜でした。

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2006年10月17日 (火)

西江辰郎&ジュゼッペ・アンダローロ デュオリサイタル@東京国立博物館

東京国立博物館 平成館ラウンジでのリサイタルでした。
日没後の暗闇をほのかな照明が照らして、ふんわりとした夜更け。
本館前のゆるやかなカーブを通り過ぎて、近代的で美しい平成館へ。
演奏会への期待がゆったりと湧き上がります。

♪モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 作品454

♪ラヴェル:「夜のガスパール」より「オンディーヌ」
♪アレンスキー:ヴァイオリンの為の4つの小品より「セレナーデ」
♪ファリャ(クライスラー編):スペイン舞曲

♪フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調

(アンコール)
♪カプースチン:「ジャズ組曲」より11番&8番
♪プッチーニ:「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」
♪クライスラー:ジプシーの女

西江王子のモーツァルト、う~ん、どうだろう~、と勝手ながら期待&不安で聴きました。予想にたがわぬ鋭いモーツァルトでしたね。アンダローロのピアノは柔らかいモーツァルトだっただけに、もうちょっと優しい音になると嬉しいなぁ~。一曲目だったから、まだエンジンがあたたまっていなかったのかもね?

アレンスキー、ファリャでは、いつもの切れのある美しい音が聴かれました。ファリャはかなり気合を感じたのですが。以前何かインタビュー記事で、ヴァルガ先生に「お前の弓は刀か」と言われたことがあると、読んだことがありますが、まさにそんな感じ。演奏の前に東京国立博物館本館に飾ってある国宝の刀を鑑賞されたのではないかしら?なんて勝手に思ったりしました。

フランクはですね、予想に反してとってもよかったです。というのはフランクの味付けって、こういうのもアリなのだわ、という良い意味での裏切りがあったからです。私のイメージでは大人っぽく少し力を抜いて演奏するものだと思っていたのですが、若い二人の情熱がこめられたフランクもとっても素敵でした。こういう瞬間に立ち会えるのが、演奏会の魅力ですよね♪

今日は演奏の途中でトークタイムもあり、日経新聞の編集委員である池田氏(ショッキングピンクのネクタイで登場)が司会をされていました。アンダローロさんに、西江さんのどこが好き?っていう質問をしていましたが、(イタリア語の通訳を介して出てきた言葉が)「体以外は全部好きだ」という回答で笑えました。

アンダローロの演奏は初体験でしたが、本当に良かった。今日はアンダローロにハマッてしまいました。まだ24歳だそうです、これからが楽しみですね。ラヴェルも良かったし、アンコールのカプースチンなんて凄く素敵でうっとり。最近JAZZにも興味津々の私にとっては、ツボでした。終演後にサインをもらいましたが、とっても気さくで(というか単に若者だということか)、大きな手でぶんぶん握手していただきました~。

池田さんも仰っていたことですが、二人はまだ若いし荒削りなところもあります。でもヴェテランの演奏家の完成したコンサートばかりではなく、こうした若い演奏家のこれからの変遷をたどりつつ音楽を楽しむのって、凄く贅沢で美しい時間の過ごし方だと思いますね。
というわけで、木曜日の三鷹にも参ります。無事に仕事を切り上げて会社を出られるだろうか...。

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2006年10月15日 (日)

ルツェルン祝祭チェンバー・フェストⅡ

サントリーホール大ホール 17時開演
こちらは満席でした。ポリーニ効果でしょうね。

♪モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調K581
クラリネット: ザビーネ・マイヤー
ヴァイオリン: アントン・バラコフスキー/グレゴリー・アース
ヴィオラ: ディームート・ポッペン
チェロ: ヴァレンティン・エルベン

(アンコール ウェーバー:クラリネット五重奏曲より)

♪ブラームス:ピアノ五重奏曲 ヘ短調op.34
ピアノ: マウリツィオ・ポリーニ
ヴァイオリン: コーリャ・ブラッハー/アントン・バラコフスキー
ヴィオラ: ヴォルフラム・クリスト
チェロ: マリオ・ブルネロ

(アンコール ブラームス:ピアノ五重奏曲より第3楽章)


アンデルセンでパンを4個も食べたせいでしょうか...。モーツァルト、とっても良く眠れました...。この曲だけはちゃんと知ってたから油断したのかしら。でも、耳は起きてたと思うんですよねぇ~(本当かっ?)

ザビーネ・マイヤーは笑顔で観客にご挨拶、P席にもくるりと向いてちゃんとご挨拶。出てくるときも颯爽としていて、感じ良い人だな~って思いました。ドイツ語で言えば、sehr sympathisch! ってところでしょうか。もちろん演奏は素晴らしかった。先日聴いたポール・メイエのくっきり系に比べて、優しさが感じられる音でした(曲のせいもありますね)。ちなみに、フェストⅠにでていたヴォルフガング・マイヤーの妹なんだそうですが、何歳はなれてるのかしら? ザビーネさん凄く若そうだけど、結構なキャリアなのかな? 笑顔が素敵で綺麗な方でした。あと、チェロの人良かったです。

ブラームスは一転して、緊張感ただよう中聴きました。ただ、フェストⅠからずっと集中して聴いていたので、とっても疲れてしまって、感想はちょっと書けません。とっても濃厚な演奏だったことは間違いないです。ここでもクリスト氏は活躍されて、ところどころ美しいヴィオラの音が聴けて嬉しかった。ブラッハーはフェストⅠの方が良かった気がします。

演奏と関係ありませんが、ポリーニ(初めて見たのですが)歩く姿は結構お年寄りっぽいですよね(失礼!) もちろん演奏をはじめるとシャキッとしていましたけど、ちょっとビックリしました。でも最後にファンからプレゼントを受け取って、下手のドアに引っ込むまで「これは何だろう?」みたいにしげしげと眺めていたのが、可愛かったです(多分実物は怖いんだろうけど)。

フェストⅡは客層もややリッチな雰囲気の方が増えて、会場も盛り上がっていました。オケ公演は高くてとても行けませんが、お安い室内楽でも十分に楽しんで、ルツェルンの雰囲気を味わうことが出来ました。

Lucerne

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ルツェルン祝祭チェンバー・フェストⅠ

サントリーホール大ホール 13時開演
素晴らしい演奏会でしたが、空席は結構目立ちました。
入りは8割かな?

♪ストラヴィンスキー:「兵士の物語」組曲
ヴァイオリン: コーリャ・ブラッハー
コントラバス:  アロイス・ポッシュ
クラリネット:ヴォルフガング・マイヤー
ファゴット: ギョーム・サンタナ
トランペット: ラインホルト・フリードリヒ
トロンボーン: マーク・テンプルトン
パーカッション: レイモンド・カーフス

♪メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲 変ホ長調op.20
ヴァイオリン: コーリャ・ブラッハー/竹澤恭子/ラティカ・ホンダ=ローゼンベルク/アレハンドロ・カレーニョ
ヴィオラ: ヴォルフラム・クリスト/豊嶋泰嗣
チェロ: 堤 剛/イェンス・ペーター・マインツ

待ちに待った、クリスト氏の音が聴ける~と行ったのですが、取ったお席はB席(RAブロック)だったため、後ろから眺めることになりまして、そういう意味ではやや失敗? が、チケット代はたったの1000円!信じ難い程のコストパフォーマンスでした。

ストラヴィンスキーの曲って、明るい音の中に不安な音が散りばめられていて、いつもどこかで怖さを感じるのですが、今日の演奏は不安な音もまろやかに演奏されていた気がします(日曜日の午後から怖さ全開でも困りますね...。) コーリャ・ブラッハーの高音は力みが無いのに、素晴らしく張りがあって美しかった。コンバスの方もお上手でしたし、ラストのパーカッションも美しかったです。

メンデルスゾーンは、出だしの音で涙がつーっと来てしまいました。弦の音が八つ重なって、妙なる調和。お目当てのクリスト氏は四角い眼鏡をかけていて、お茶の水博士入ってましたが...演奏は美しかったです。ソロがほとんどないのが、残念でした。この曲もブラッハーは素晴らしかったです。竹澤さんも体を大きく動かして、演奏されてました。

終演後、フェストⅡまでの間にアンデルセンで食事をしていたら、クリスト氏が来店され、声をかけちゃおうかしら~!なんて思ったのですが、彼が注文した「パンプキンスープ」が「ソールドアウト」と言われ、ご不満な様子...。実は一足先に食事をしていた私は、そのパンプキンスープを頂いていましたので、声かけられなくなりました(^-^;)

フェストⅡへ続きます...    

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2006年10月14日 (土)

CDを買いに

いろいろと予習のために、CDが欲しくなり、銀座へ行きました。

来週、新国立劇場で観る「イドメネオ」のCDは気に入るものが見つからず。生舞台で初体験することになります。果たして、吉と出るか凶と出るか(もっと早く探せって話ですが、だいたい準備はギリギリまでしないタチですので。)藤村実穂子さんに期待しております。

来年9月に歌う(といっても、合唱の一人ですが)、メンデルスゾーンの「エリア」は輸入版を購入しました。1年後だとノンビリ構えていると、アッという間に演奏会になっちゃうので、今年の反省をこめて、こちらは真剣に聴きこむつもりです...。ちなみに、来年もサントリーホールで歌えて、とても幸せなのですが、オケが新日フィルじゃないのが、かな~り残念(いや、東フィルなんで、全然文句言える話ではないのですが。)

それから、再来週行くコンサートの予習用にリストのピアノ協奏曲を購入。ツィマーマン・小澤征爾・ボストン交響楽団ですが、フツウでした。なんというか、もう少し味付けが欲しいというか。コンサートに違う味付けを期待して、とりあえず予習を終えました。


おまけですが、新譜の棚に、東京バレエ団のプリンシパル上野水香がセレクトしたバレエ音楽CD「Jewels of Ballet」が並んでいたので、試聴だけ(ごめんなさい~)してきました。
プロコフィエフの「ロミ・ジュリ」や「シンデレラ」、チャイコフスキーの「くるみ」「白鳥」「眠り」、ミンクスの「ドン・キ」から一部抜粋で、バレエファンなら踊りが目に浮かぶ、『うっとりシーン・セレクション』でしたが、クラシック音楽だけでご存知の方には、なんじゃこの選択?と思うかもしれません。

あらためて音楽だけ聴いてみると、プロコフィエフは全くもって演奏の出来次第で結果が左右される、つまりダメなときは曲がほんと退屈になっちゃうね~と思い、ミンクスは音楽が単純なので踊り無しで聴くのはつまらないなぁ~と思いました。チャイコフスキーは(特にくるみは)曲が素晴らしいせいなのか、何故か演奏が上手くても下手でも不思議といい曲だと感じます。私は「くるみ」を聴くと何故か涙腺ゆるむんですよね~(特にロイヤルのDVDを観ると毎回泣けます~。)

明日は、サントリーで午後ず~っと室内楽です。

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2006年10月13日 (金)

秋ですね...

今日も清々しい、爽やかな秋の一日でした。
夜のひんやりした空気は、肌にさらりと優しくて、本当に心地よい。
ぎゅっと閉じ込めて保存しておきたいくらいです...。
が、そういうモノに限って保存できないと、世間の相場は決まっているのですね。

保存できないのは、美しい生演奏の音楽も同じ。
というわけで、芸術の秋を堪能するべく出かけましょう。
来週は室内楽週間なのです、楽しみ~。
日曜日のルツェルンから、贅沢~。
火曜日と木曜日は西江王子です、超楽しみ~。
(あはは、本音が...)

ちなみに、食欲の秋も満たすべく、昨日は銀座で中華、今日は自由が丘でタイ料理を堪能してまいりました...秋ってお金かかりますね...お財布もヒンヤリしてきたかも、です。

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2006年10月 5日 (木)

神奈川フィル 第229回定期演奏会

みなとみらいホール19時開演、17時過ぎにコソコソ会社を出て(笑)
片道約1時間半もかけて、行って参りました。

「フランス近代の色彩」
指揮:パスカル・ヴェロ
クラリネット:ポール・メイエ

♪ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
♪フランセ:クラリネット協奏曲

♪ラヴェル:バレエ音楽「マ・メール・ロワ」
♪ラヴェル:ラ・ヴァルス

(クラリネットのポール・メイエのアンコール曲)
♪ステファン・ソンドハイム:センド・イン・ザ・クラウズ

本日は1階のほぼ真ん中の列で鑑賞。”牧神”を聴いて、ホールの残響がこんなに凄かったかな~と気になりました。フルート奏者が息を吸う音までハッキリ聞こえて、やや興ざめ。演奏も綺麗だけど、やや盛り上がりに欠けるかな、というスタートでした。

でも、ポール・メイエが登場したら、オケも一変!木管チームが素晴らしい音をだしていました。フランセの協奏曲は音符がたくさん散りばめられて、日本人ではそのエスプリを出し切れなかったかもしれないけど、メイエの超絶技巧には、ただただ圧倒されました。

メイエとクラリネットは、メイエが主でクラリネットが従なのか、クラリネットが主でメイエが従なのか、どちらが幹で、どちらが枝なんだ?と思う位の密な関係(吉田玉男と、文楽人形の関係に近いわ...。) クラリネットがすでに彼の体の一部になってる感じです。この協奏曲自体は、私の好みではないけれど、第3楽章では、クラリネットとオケの木管達とが絡み合う美しい音色が気に入りました。メイエのアンコールは落ち着いた曲調で、クラリネットのいろんな音が聴けてラッキーでした。限りない高音を出しても、全然安っぽくならないのが、世界のトッププレイヤーですよね~。


後半
正直オマケだと思っていたのですが、いやはや、美しかった。
神奈川フィルやるじゃん!パスカル・ヴェロいいじゃん!

ラヴェルの2曲では各楽器の音がこまやかな所まで聴き取れて、このホールのよさを実感。半音階の響きや、フルートの華麗な音とコントラファゴットの強い音のやりとり、パーカッションのスパイスが効いた音、弦もそれぞれのパートが綺麗に響いていました。神奈川フィルは指揮棒の導きで、滑らかな響きを出していたので、とっても幸せな気持ちになりました。ラ・ヴァルスは大編成で迫力満点。最後の盛り上がりから終演になったとき、隣に座っていた年配の男性なんて思わず「ウホゥ」と声を出して拍手していました。


横浜は大都市だけれど、明らかに東京とは違う都市の香りがあります。お客様をみても(会場の入りは7割といったところ)、高校生や若い人が結構いるのと同時に、地元の名士といった年配の男性も多く見られました。横浜で異国フランスの音を感じられたのは、首都東京のような重苦しさがないからなのかもしれません。海のそばで自由に美しい音を紡ぐ、地元のオーケストラ。神奈川県民にもっともっと聴いて欲しいものですね。私も神奈川出身なので、また聴きに来ようっと。

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