マキシム&モスクワ・フィルハーモニー交響楽団
お誘いを受けて、東京芸術劇場へ出かけてまいりました。
指揮:ユーリ・シモノフ
ピアノ:マキシム
♪シューベルト:ロザムンデ序曲
♪リスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調 作品124
♪ドヴォルザーク:ニュー・ワールド・コンチェルト(ジョン・レハネン編曲)
♪バンブル・ビー(マキシムのアンコール曲)
♪チャイコフスキー:バレエ組曲「眠れる森の美女」作品66
(ユーリ・シモノフ抜粋による)
今日のお客様の大半は「マキシム」ファン。つまり、通常のクラシックコンサートとは違う感じでしょう。そう覚悟して出かけたので、結構楽しかったです。(演奏中に喋ったり、黒飴をかじる!オバサマにも耐えられました、私も大人になったわ~。)
ロザムンデ序曲は「前座」状態。演奏もパッとしませんでした。
ロシアモノとか演奏してくれる方がいいのにね~。
リストはですね~、一応クラシックなノリで演奏しているものの、やはり「マキシム風」でした。彼なりの解釈で演奏していたと思いますし、悪くはなかったと思いますが、オケとかみ合っていたか、という点ではかなり微妙です。また、オケも気合が入っていなかったと思います。(金管、木管あたりは、2軍レベルでした。)先日ツィマーマンのCDの演奏がフツウだと大口をたたいた自分を反省しました。フツウって素晴らしいですね...。
今回の狙いは「正統派クラシックも弾くマキシム!」だったのでしょうが、実際のお客様のニーズはもっともっとアップテンポにアレンジしたマキシムなのだと思います。リストではあきらかに戸惑っていたお客様達も、ニュー・ワールド・コンチェルトや、バンブル・ビーは、拍手喝采でした。マキシム自身、どういう方向性で進むのか悩んでいるのかもしれませんね~。正統派クラシックを目指すのであれば、リストのミスタッチは多すぎたかもしれません。
休憩をはさんで後半1時間はずーっと「眠れる森の美女」。マキシム目当のお客様は、きっとお疲れになったと思います(実際、途中退席者がチラホラ)。
が、バレエ好きな私は、いつもピットから聴こえる音が目で確認できるので、興味津々でした。なんせ、木管の一番が軒並みベテラン層に入れ替わり、オーボエのオバサマとフルートのオジサマなんて素晴らしいお仕事をしていましたので。ハープのオバサマはちょっと力が余ってんじゃないの~っていうくらいの気合でした(弦が切れるかと思ったよ。)
それに、このマエストロ、指揮しながら踊っているのか、というほどノリノリでした。きっとバレエ好きなんですよ。バレエ知らない人には、苦行だったのでは...。カラボスが踊るシーンの指揮っぷりなんて、あなたがカラボス?!みたいに激しいアクションでしたからね...。
マキシムを聴きに来た人には不完全燃焼だったと思いますが、私にとっては、後半のモスクワ・フィルが何気に楽しくて良かったかな、という夜でした。
(おまけ)
東京芸術劇場へ行ったため、またしてもアルミンク・デビューを逃しました。1月19日までおあずけ...。
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» ピアニスト:西村由紀江 [ピアノ音楽アーティスト〜西村由紀江のピアノ]
西村由紀江さんは、ニューエイジ・ミュージック(ヒーリング・ミュージック、イージーリスニング)の担い手として、国内外で活躍するピアニスト(音楽家)です。 [続きを読む]
受信: 2006年10月30日 (月) 02時56分

コメント
Mikanさん初めまして。
私も昨日のマキシム、聴いてきました!
Mikanさん同様、リストの協奏曲に関しては私も微妙でした。
ミスタッチは何箇所か聞き取れたし、後半の演奏が速すぎてオケと合っていなかった気がするのです。「新世界」や「バンブルビー」は良かったのですが...。
クロスオーバー以外のマキシムを聴きたくて行ったので、ちょっと残念。次回に期待します!
投稿: zn | 2006年10月24日 (火) 20時03分
Mikanさん、初めまして。マキシム検索でやってまいりました。
私もマキシム目当てで行った者の一人ですが、
前半は「!? !?」で、クラシック通な方の感想を
知りたくて記事を探してました。
やっぱり、前半と後半ではモスクワフィルの気合と面子、
違いましたよね。
マキシムのリスト、静かなパートは美しい音色でとても
良かったように思いますが、和音の連続跳躍の部分などは
なかなか厳しかったように思います。
オケとのテンポズレやチューニングズレも気になったんですが
どうなんでしょうか・・・。
もっといろいろな方のピアコンを生で聴いてみたくなりました。
後半のモスクワフィル、木管の、特にフルートとクラリネット、
オーボエの掛け合いパートはうっとりでした。
フィナーレの盛大な終わり方も圧巻で良かったです!
突然お邪魔したうえに長々とすみませんでした。
投稿: Run | 2006年10月24日 (火) 21時53分
znさん、コメントありがとうございます。
マキシムについてあまり知らなくて、誘われて行ったコンサートだったのに、勝手なこと書いてしまいました。でもCDを聴く限りでは、今回のコンサートでは「彼らしさ」が少々足りなかったかもしれませんね。
でも、リスト音楽院で勉強していたのだから、実力はあるはずですし、まだまだ若い!のですから、これからに期待したいですね。
投稿: Mikan | 2006年10月25日 (水) 00時35分
Runさん、コメントありがとうございます。
私はマキシム初体験だったのですが、身長高くて、手が大きいですね!ビックリしました(バレエダンサーみたい。)
正統派クラシック好きな私ですが、マキシムが弾くリストの「死の舞踏」や、チャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第1番」などは、かなり好きです。Runさんもぜひ正統派クラシックを聴いて比較して、マキシムの良さを再発見してみて下さい。
投稿: Mikan | 2006年10月25日 (水) 00時43分