神奈川フィル 第230回定期演奏会
仕事休みだったので、家でのんびり過ごしてから、みなとみらいへ。
なんといっても、今日は「二胡」に興味深々。
「アジアの時代」
指揮:シャオ・エン
二胡:シュイ・クゥ
♪チェン・イ:歌墟(アンティフォニー)
♪ワン・イェンチョウ:百鳥朝凰
♪チェン・イ:胡琴組曲
(シュイ・クゥのアンコール曲)
♪黄海懐:賽馬
♪シベリウス:トゥオネラの白鳥
♪ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」
「百鳥朝鳳」では、二胡によって鳥の声や様子が巧みに表現されていました、二胡の柔らかく澄んだ響きといったら。あんなに激しく弓を動かしているのに、ちっともにごった音が出なくて感激でした。また、シュイ・クウさんがとても楽しそうに演奏していたのが印象的でした。
「胡琴組曲」では、第一楽章は『二胡』、第二楽章は『中胡』、第三楽章は『京胡』と、三つの楽器を持ち替えていました。それぞれの楽器の違いを味わえただけでとってもお得な気分。第三楽章で使用される京胡は京劇で用いられる主要な楽器とのことですが、最初の音を聴いただけで以前観た京劇の舞台を思い出し、それだけで舞台が踊りだすような気がしました。パーカッションも多用され、前半は中国パワー全開、という雰囲気でした。
この後にアンコールで演奏された「賽馬」は素晴らしかった。
二胡ひとつであれだけの音が出せるとは、脱帽です。馬の蹄の音、いななき、駆け足する様子など、次々と繰り出される音に圧倒されました。二胡という楽器の可能性をしみじみ思い知らされた感じです。
後半は、今日のテーマと相容れない感じもしますが、指揮者が中国人だからいいのかな? 「トゥオネラの白鳥」は丁寧に演奏されてよかったですが、「火の鳥」の方は個人的には指揮者の解釈が好みではありませんでした。バレエを知っていると、どうしても演奏だけの時の解釈についていけないことがあるんですね。先入観かもしれないけど、バレエとしてよりも京劇っぽい「火の鳥」に感じちゃった。たとえば、カスチェイの踊りなんて、いきなり激しく盛り上がっちゃったでしょう、これって勧善懲悪な京劇的解釈だと思うんですよね~。どうしても、バレエ音楽は自分の中ではバレエ優先になってしまい、損した気分です。
オケの方は指揮者の意図を汲んで丁寧に演奏していたので好感持てました。チェロ、ハープ、コンバスなどがとても良かったと思います。今日は席がかなり前方だったので、パーカッションの動きや金管の辺りがあまり見えず、少々残念。みなとみらいホールはどの辺りが一番オススメなのかな??
今日は大学時代の友人と一緒でした。オーケストラを聴くのも悪くないと思ってもらえたかな?あんな素晴らしい二胡を聴けただけでも、今夜はお得でした。いろんな楽器と共演することで、オーケストラにとっても新しい刺激があるのでしょうね~♪
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