« ハマボウル | トップページ | 神奈川フィル 第230回定期演奏会 »

2006年11月 7日 (火)

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

仕事を定時に切り上げて、今日はMUZA川崎へ。

指揮:ニコラウス・アーノンクール

♪モーツァルト:交響曲第39番 変ホ長調 K543
♪ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 op.92

4階席正面の上手側で聴いてまいりました。
自分の目当てはベト7だったので、前半モーツァルトについては、あんまり感想がないんですが、とにかく弦がきれいだなぁ~、指揮者は「すべての音符を無視することなく、一小節たりとも手抜きをしないこと」を求めているのだろうなぁ~とは思いました。それくらいキッチリオシゴト、って感じでした。古楽奏法とか詳しいことは分からないのですが、今はもう21世紀なんだけど、目の前の音楽は20世紀アナログ全盛古きよき音、という雰囲気で、この後BPhとラトルで同じ曲聴いたらどうなっちゃうのかな、なんてくだらないことを考えておりました。ウィーンフィルを聴くとその華麗な音にウットリすることが多いと思っていたけれど、前半はかなり冷静に聴いてました。

一方、後半のベートーヴェンの方は、第2楽章と第4楽章が凄
かった。第1楽章が始まった時は、モーツァルトと同じ感じだったので、ええっ期待はずれか?と心配だったのですけれど、指揮に対する楽団員の集中力も素晴らしく、だんだんと盛り上がっていきました。第2楽章はアーノンクールの意思がハッキリ演奏に出ているというか、ああ、こんな楽章だったのか~としみじみ聴き込めて良かった。第4楽章はそれまでの遅いテンポから一気に爆発して、メンバーも残りの体力出し切れっって感じに演奏していました。でも激しいだけじゃないのですよ、うーん言葉で上手く表せないのだけれど、とにかく興奮しました。なんていうのか、若者が勢いで興奮するっていう感じじゃなくて、真綿で首を締められるみたいなひたひたと迫りくる興奮っていうか(表現がアヤシイでしょうか...)。アーノンクールのパワーなんでしょうね。

個人的にはベト7の第4楽章を聴いて、満足だったので、アンコールはいらないと思ったのですが、そこは日本のお客様が納得なさらないでしょう、とばかりにアンコールがあり、それもなぜかベト8の第2楽章で、何故~?と思ったけど、今日のなかでは一番リラックスした美しい音だったので、良かったです。

とはいえ、今日は「脳に刺激を受け、頭で理解する」ような演奏会だったかなぁ、と思います。涙腺や鳩尾にズンとくる感じではなく、脳へ刺激が伝わり、手元がしびれる、って感じ? 感激しつつも、少々不思議な気分でMUZAを後にしたのでした。

Wph

|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/142880/12598704

この記事へのトラックバック一覧です: ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団:

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)