水戸室内管弦楽団 鎌倉特別公演
月曜日の夜に鎌倉...。私の勤務地は文京区...。
仕事をしつつも、夕方になるにつれ徐々にソワソワ...。
定時退社しダッシュで鎌倉へ向かったのですが、当然プレトークには間に合わず、開演直前に到着となりました。
指揮:準・メルクル
テノール:イアン・ボストリッジ
ホルン:ラデク・バボラーク
♪R.シュトラウス:組曲「町人貴族」 作品60
♪ブリテン:セレナード 作品31
♪ベートーヴェン:交響曲第8番 ヘ長調 作品93
個人的なお目当ては指揮者ですが、素晴らしいメンバーで感激でした。友人が譲ってくれた席がなんと最前列。なんといっても、ソリストお二人の技量に圧倒されました。
「町人貴族」はオペラや演劇、バレエ等を思い出させるような、明るく軽やかな旋律。登場人物が動き出すようなイキイキとした音に魅了されました。特に、管が秀逸で、オーボエが鳴っている時は、舞台上でダンサーが楽しげに踊っているような音、本当にウキウキさせられました。逆に弦は少々重たい感じがしましたが、ヴィオラのモーリン・ガラガーさんは素晴らしい音でした。管が「踊り」なら弦が「語り」という感じかな。また、メルクル指揮のオペラが早く観たいよ~、と思いました。
セレナードは初めて聴いたのですが、もう本当にソリストの力量に感服でした。最前列なので、どーんと目の前にバボラーク&ボストリッジが!ホルンの柔らかく美しい音~!ボストリッジの美しい声~!特に、長身のボストリッジは存在自体が怪しくも美しい...。すっきりと英語の発音が聴き取れるのは、声楽家としての素晴らしい力量あってこそですよね。おかげで声や音色だけではなく、重ねた言葉の一つ一つが心に訴えてきました。圧倒されたあげく、終わって数分して感激がこみ上げて、じわりと涙がでてしまいました。
休憩をはさんで、ベートーヴェンの8番。これはもう少し後ろの席で聴きたかったかな、と思いましたが、第一楽章のすっきりした音などは大いに楽しめましたし、全体を通じて演奏家の皆様の表情が見て取れたのがよかったです。指揮者も指の先まで使って表現を求めていました。うーん、この内容で、このメンバーでもう一回聴きたいっ、と思ったのですが、あとは福岡公演のみって、行けるわけないのでした...。
終演後は楽屋口でメルクルさんにちょこっとご挨拶して、他のメルクルファンと公演の感想を語りながら、食事して帰りました。次にメルクルさんにお会いできるのは来年なのですが...。来年はリヨン管、ドレスデンの「ばらの騎士」と盛りだくさんで楽しみです。
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コメント
鎌倉公演も、ステキだったようですね!
ボストリッジさんの声は、怪しい魅力がありますよね。
投稿: まーもと | 2006年11月25日 (土) 14時02分
まーもとさん、トッパンホールのリサイタルも楽しまれましたか?
ボストリッジ様の歌(と言葉)の力は素晴らしかったです。
メルクル氏のおかげで、世界がまたひとつ広がりました。
投稿: Mikan | 2006年11月25日 (土) 21時33分
こんばんは、メルクルの公演楽しまれたようでよかったです。
出来ましたら、感想の転載させていただきたいのですが、いかがでしょうか?
投稿: 謙一 | 2006年11月25日 (土) 22時47分