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2006年12月12日 (火)

新日本フィル「第九」

新日フィル「第九」@サントリーホールです。

指揮:広上 淳一

ソプラノ:大隅 智佳子
アルト :黒木 香保里
テノール:佐野 成宏
バリトン:堀内 康雄

今日のお目当て(!)はコンマスとバリトンだったのですが、結果的にはコンマスとテノールに満足して帰ってまいりました。コンマスは髪を切ったようです(演奏と全然関係ないですね...)。テノールの佐野さんは視線もお声も美しかったです。バリトンの堀内さんは、以前よりもかなり体格が...今日はいまひとつ迫力に欠けた感じです。昔々、横須賀芸術劇場でボエームを見たときはスリムで若々しくて、その印象が強かっただけに、ちょっと残念。ドレスはソプラノの方が素敵でしたが、声はアルトの方が良かったです。

肝心のオケですが、指揮者のアプローチが、いまひとつ好きになれませんでした。第一楽章は各パートの音は良く聴こえるけれど、全体感がないといいますか、縦糸はしっかりしてるのに、横糸がないじゃない?って感じでした。指揮者は、クリスマスの居間で第九のレコードがかかっていて、うれしくて飛び跳ねる小学生の坊やみたいに見えてしまった...。第二楽章は個人的に好き(パリ・オペラ座バレエ団の来日公演を思い出すからです)、オケの音もまとまってきた感じでよかったです。第三楽章は綺麗でした。コンマス西江氏にちょっとうっとりしてみました。美しく細く切れる音、いいです~。

第四楽章は、指揮者が色々手を入れすぎかな?っていう気がしましたが、合唱は気持ちよく歌えたのではないでしょうか。本来、交響曲の「楽章」として成り立つべきなのだと思いますが、「合唱」優先で成り立っていたと思います。でも、お客様は結局のところ合唱を聴きに来ているのだから、それはそれで正解なのかもしれません。第四楽章になってからの客席の空気はやっぱり違いましたから。

なんだかんだいって、最後まで聴いたらこの曲のパワーで満足させられてしまうところが、すごいなぁ、と思ってホールを後にしました。

最後におまけ。左はサントリーホールのクリスマスツリー、右はアークヒルズのイルミネーションです。
TreesTreeark

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