ベジャールの「くるみ割り人形」
8月以来、久々のバレエ。初日(6日)を観て参りました。
ベジャールの「くるみ」は'99年の初演を神奈川県民ホールで観まして、そのキラキラした舞台に圧倒されたものです。今回は、率直に申しますと、そのキラキラ感が半減しており、ダンサーも手探りで舞台を作っている印象があって、少々残念でした。もちろん個別には「おおっ!」という方もいたのですが、全体感でいえば、ちょっとどうかな、という感じでした。私は、東京バレエ団ファンですが、バレエ団もメンバーが入れ替わったり、芸術監督が変わったりで、少しづつその姿を変えているのだな、としみじみ思いました。
個別に「これ!」というダンサーをあげてみますと...。
井脇さんの「パリ~!」は健在で、おお~っと嬉しくなりました。
レッスンの時の長谷川さんはとても目立って美しかった。
西村さんの妖精には「!」、キャラと全然違いますよね~?!すごい。
ベジャール作品の古川さんは、イキイキしていて観てて楽しくなります。
大嶋さんのロシアはさすが、美しい肉体美でした。
M...の中島さん、最初はどうしても首藤さんの演じた妖しいM...と比べちゃって、ただ怖いだけのM...に見えてしまったのです。でも、「5番ポジション...」のソロからはすんごく良かったです!(あそこは、アコーディオンの曲も素晴らしかった、なんていう曲なんだろう、CD欲しいです。)
高岸さんにはもっと弾けていただきたかった。
結局、ベテランさんの感想だけになってしまいました。この方たちの踊りには「以前の東京バレエ団」の香りが残っているのです、観ていて安心できるような。若手は(特に男性)、踊りに香りが感じられなくて、これから長い目で見ていかなければいけないのだと思うのですが、とにかく頑張って欲しいな、と思いました。ワルツの男性陣、もう少しエレガントに動きましょうね...。
逆に、2日目をみればよかったのかな。
1月の「ザ・カブキ」「ベジャールのアジア」に期待しております。
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