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2007年1月27日 (土)

ベジャールのアジア

今日も行ってきました、東京バレエ団...。
私の体内で化学変化でも起こったのか、このところバレエに対する情熱や興奮がちっとも起こらないのですよ~。それは、私のせいなのかもしれない、が東京バレエ団のせいかもしれない。(人のせいにしちゃだめですよ、って昔親から言われたけど~。)

まずは「舞楽」、あの、個々のダンサーは良いんです。特に小出領子さんなんて、足先は美しいし、最後のエロチックさなんて凄い。大嶋さんだって筋肉美しい~。ただですね、全体的には「教わったとおり動いてるもんね」みたいで、どうにも作品としての出来上がり感がないような...。全然訴えかけてこないのですよ(いや、私の体内で化学変化でも起こったのか...)。

それから「バクチⅢ」、このまえ「ザ・カブキ」を観にきた時にロビーでVTRが流れてて、うう、大丈夫かなぁと思ったけど、やっぱりどうも、上野さんが私にはしっくりこなかった。上野さん体は綺麗だし、正確に踊ってて、ソロになって最初の辺りは少しハッとしたけど、なんていうか、幼いのかしら、内面からにじみ出るものがないかも...。それと、もう少し硬質さを出して欲しいなぁ。ギエムのVTRを見て勉強しているのかもしれませんが、「竹のような強さとしなやかさ」なんですけど、東京バレエ団に欲しいのは。あぁ、明日の井脇さんでもう一度観たい!が、明日は仕事だ...。ちなみに、後藤兄は髪形が変だったけど(身長稼ぐ為だろうけど)、踊りは良かった、ホント。

どんよりと休憩をはさんで、後半の「中国の不思議な役人」は良かった。きっと小林十市さんのご指導の賜物ですよね、も~、ホッとしました。古川さんはベジャール作品ならノリノリだし、木村さんは怪しさ全開だし、平野さんのドンも良かった、中島さんのジークフリートは可愛らしすぎたけど(でも芝岡さんより全然良かった)、群舞の最前列真ん中に高橋さんを発見して、なんか嬉しかった。

でもまあ、文句言いながらも劇場を出てお食事して、ワインなんかも飲んだら、細かい不満はどこかへ去って、それなりに良い気分で帰宅しました。まだ「バクチⅢ」の曲が耳に残ってます。タ~、タリラリラ~、ターッタタ、ターッタタ、ターッタタ、ターッタタ....♪ ベジャールはあの曲をいったいどこで発見したんでしょうか? あのテープ欲しいかも...。

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2007年1月26日 (金)

プロフェッショナル

今週は6日連続出勤だったし、めったに行かない懇親会(飲み)にも参加したし、オマケに今日は休んでる人のミスを補うべく21時まで残業したので、疲労困憊~。でも、今夜は大野和士が見られる!というわけで、一日頑張れました。NHKの「プロフェッショナル」という番組に、彼が出演したんです。

大野さんといえば、モネ劇場の監督になる前ですが、神奈川県立音楽堂でのオペラレクチャーコンサートに行ったことがあります。歌手を使って実演を交えながら、作品を熱く語ってくれたのですが、確か演歌を引き合いにだしたりして、わかりやすく、ユーモア溢れる解説でした。でもその眼は『この人少々ヤバイのでは』と思わせる程のパワーがみなぎっていて、恐ろしいような感じさえしたものです。そしてそのヤバさが全開となって、シャトレ座の奇跡なんかが起こったわけですが(これも朝日新聞の記事をみて、私は「ひゃー」と声をあげて驚いた記憶があります)。なんというか、彼って日本人離れしたタフガイです。本当に凄いタフ。眼がそれを物語ってます。

番組では、モネ劇場での「トリスタンとイゾルデ」のリハーサルや、スタジオでのピアノ演奏による「椿姫」の解説などがありました。大野さんの一言一言がとても興味深かったです。作品と対話するという作業がとても大切である、という主張がハッキリしていました。あとはあきらめない姿勢がすごいですね。いくら好きなことを仕事にしたとはいえ、あれだけの集中力と体力を求められる仕事で、条件がそろわない時に、それでもあきらめない、という選択をスパッとするのは並大抵なことではありません。なんか...活火山みたいな人です、ホント。

比べるのもおこがましいですが、私なんて全然大変とかいってる場合じゃないし、と妙に納得して、おかげさまで疲れも取れ、すっきりした気持ちで帰宅したのでした。それにしても、イチローの奥様よりきっと大変だよね、大野さんの奥様は...。こちらにも脱帽です。

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2007年1月23日 (火)

ザ・カブキ

先月にひきつづき、東京バレエ団ベジャールシリーズ。

今日は、体調が悪かったせいもあり、またしても感動には至りませんでした。何がつらかったかというと、音響です。耳からの刺激って、脳に直接きて、気分を悪くします。生演奏だったら、よかったのに...って、ベジャール作品を生演奏で、というのは無理ですね、わかってるのですが...。せめて黛敏郎作曲部分のホルンは何とかなりませんかね(今から録音しなおすほど、お金かけられないかしら。)義太夫(あれはどなたでしょうか?)や、三味線、お囃子の部分は良かったけど。やっぱり生がいいですよね。

それから、今までは「仮名手本忠臣蔵」の全体像を知らずに「ザ・カブキ」を見ていたのですが、昨年文楽で通しで見てしまったため、やっぱり比べてしまいました、これもまずかった。別物として見なければいけません。ベジャールならではの美学を感じなきゃいけないんだけど...。今日の私の脳レベルではこれができなかった。

いやいや、良いところもたくさんあったので、頑張って書きます。
まずは、おかるの長谷川智佳子さんが良かった~! 確か前回見た時は、長谷川さんは現代のおかるだったのですが、これが、全然似合ってなかったのですよ(ゴメンナサイ...)。今回は日本女性的な儚さが手の動きや表情からひしひしと感じられ、美しいおかるでした。長谷川さんは去年くらいからすっごく良い!ですよね。ペトルーシュカ(ディアギレフプロの方)もとっても良かったし。カーテンコールの時、恥ずかしそうな嬉しそうな長谷川さんの笑顔が印象的でした。お才の西村さんも素敵でしたね。彼女は目立たない感じなのだけど、前回のくるみの妖精も、今回のお才も自然と目で追いかけていました。

高岸さんは、さすが堂々としてました。もう彼の由良之助を観るのはこれが最期だと思うけれど、力強さは若手に負けないぜって感じでした。後藤さんの由良之助も優しい感じが好きだけど。伴内の高橋さんは、はまってました。キャラがはっきりと出ていて、ストーリーが引き締まります。大嶋さんの勘平は髪型のせいか現代的でした、討ち入りのヴァリの方がよかったですね、ヴァリは古川&大嶋ペアでしたから、安心して見れました。男性のダンサーは全体的に細いなぁ~という印象です(特にフンドシ...。)気持ちだけでも、もっと骨太な男らしさを感じさせて欲しいものです。とはいえ、ラストシーンはやっぱり迫力ありました。

しかし、なんとなく頭痛がとれず。ザ・カブキではなく、どっぷり幸せに浸れる作品だったら、体調回復にも効果があったのかもなぁ。土曜日にも、ベジャールのアジアへ出かける予定ですので、体調回復につとめたいと思います。

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2007年1月21日 (日)

新日フィル サントリーホールシリーズ #411

19日(金)に、サントリーホールで今年の初・コンサート。
初・アルミンクでした。

指揮:クリスティアン・アルミンク
コンマス:西江辰郎

♪J.S.バッハ 教会カンタータ第51番
「もろびと、歓呼して神を迎えよ」 BMV51
ソプラノ:森麻季
トランペット:デイヴィット・ヘルツォーク

♪バルトーク ピアノ協奏曲 第3番
ピアノ:松本 和将

♪シューマン 交響曲第3番 変ホ長調 作品97「ライン」

バッハは森麻季の声を楽しみました。彼女の軽やかに転がる声はやっぱりすごいです。ただ、声が大きい歌手ではないので、もっと小さな教会とかで聞いたらしっくりくると思いました。そういう意味では、ドレスデンの来日公演でゾフィーを歌うそうですが、大丈夫かな?と心配でもあります。彼女はオペラよりも宗教曲(ドイツ語系)が合ってる気がします。あと、2ndヴァイオリンとチェロも美しかったです。

バルトークは一転して、迫力ありました。ピアニストの形相もすさまじかったけど、オケも一生懸命だったのでは。観客もこの曲が一番盛り上がったようです。私は1回聴いただけでは曲全体が把握できないので、CDでまた聴くことにします。

シューマン、私の中でスルーしちゃっていた作曲家さんなのですが、この日は「爽やか」な音で、美しい記憶を残すことができたようです。ややサラリとした演奏、という感じもしなくもなかったですが、逆にいえばとっても軽やかで、個人的には好ましかったです。5楽章の最後は、若々しいというか、爽快というか、すごい勢いでキリッと纏め上げられました。

サラサラの金髪でクールなのかと思わせておきながら、手足はロボットのようにカクカクと激しく動き回るアルミンクの若々しい(?)指揮っぷりも、面白かったです~♪ なんか終演後も楽しそうでした。最初から最後まで、なんかいい人そうだわ~という雰囲気で、このオケも和やかになるわけだ~、なんて勝手に想像してみたり。次回は3月ですねぇ。あ~、モツレクがある...行こうかなぁ...誕生日だなぁ...。

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2007年1月14日 (日)

ミュージック オブ ハート

母が私の好きそうな番組をあれこれ録画してくれた話の続き。

そのなかに、映画「ミュージック オブ ハート」が入っていました。
N.Y.の決して裕福ではない地域にある小学校の課外授業で、ヴァイオリンを教える女性が、そのクラスを打ち切られることになり...というストーリー。音楽の映画だと思って見始めましたが、私としては主人公の女性の生き方に感激した映画でした。

主演のメリル・ストリープが素晴らしかった~。女性が抱える悩みや困難を的確に表現していました。最初のやつれた感じ、次の迷っている感じ、最後の凛とした感じ。それぞれ表情が全く違っていて、でもひとつの線で結ばれていたんですよ。10年間の軌跡を、おそらく短期間と思われる撮影中によくも体現しえるものだなぁと、感心。これぞ女優、という感じでした。

ヴァイオリン教師の役ですから、相当に練習したと思われますが、ヴァイオリンの扱いも美しかったです。アイザック・スターンの素敵な笑顔も良かったです。あんなヴァイオリン教師と出会った子供達が羨ましいなぁ。

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2007年1月12日 (金)

実家にて

ようやくまとまった休みを得て、実家におります。

ここ数年、正月が終わってから帰宅する私のために、今年も母親がお節とお雑煮を再度作ってくれて、ありがたや。が、今年は更なるおまけがありました!

「お母さんねぇ、ようやく録画の方法を覚えたのよ~」
「あなたの好きそうな番組いくつか録画しておいたわよ~」
昨年10月に購入したHDD&DVDレコーダーの使い方を覚えた母は、嬉々としてクラシック番組を予約録画していたのです。ウィーンフィルニューイヤーコンサート、NHKオペラガラコンサート、ウィーン国立歌劇場再開50年記念コンサート、メトロポリタン歌劇場ガラコンサートなどなどが録画されていました。むむ、娘の好みをかなり把握しています。(贅沢言えば、スーパーバレエレッスンとか、ベルリンフィルのジルベスターとか、アーノンクールの来日公演もあると嬉しかった...。)

しかしマニュアルを読まない母がどうやって使い方を覚えたのだろう?と思って父に確認したところ、「購入した電器屋の店員を呼びつけて、レクチャーを受けていた。それ以前にどうしても自分の予約録画したい番組があったときには、予約だけのために店員を呼び出していた。」ですって...。パパママショップで購入するメリットを最大限駆使している母でした。(パパママショップって死語でしょうか? 知らない方は、「課長・島耕作」でも読んでご確認下さい。)

ま、電器店のお兄さんの努力と、母の気まぐれで私は楽しいお休みを過ごしております。ばらの騎士の3重唱に涙したり、METの明るいノリを楽しんだり。あ~でもオペラを観にいきたくなってきた~。

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2007年1月11日 (木)

予習中

今年の初コンサートは、19日の新日フィル。
アルミンク初体験&西江王子詣で...楽しみです。(もちろん音楽を聴きにいくんですよ~。)で、シューマンの交響曲3番「ライン」をCDで予習中。手元にあるのはバーンスタイン指揮&ウィーンフィル。

えーと、シューマンって奥さんがクララですよね、という程度にしか存じません、というかCDもろくに持っていませんでした。ウィーンフィルのコンサートで偶然にも交響曲2番を2度も聴いたことがある(ということに、だいぶ後になって気づいた)のに、全然記憶に残っていない、という有様。私とシューマンの関係が今ひとつなのかしらね~と思っていましたが、私がときどきおじゃまするブログにも、シューマンのマイナーぶりがコメントされており、そーかー、と納得してみました。

そういえば、準メルクル&N響のシューマン交響曲集が昨年末に出てましたが、まだ買ってない...。アルミンクが私のシューマンに対する印象を深めてくれることを期待しつつ、19日のサントリーへ行って、その結果がどうあれ、その後メルクルのCDを買うことにしましょうか...っていきなり1月はシューマン月間になってしまうようです。

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2007年1月 6日 (土)

新年早々...

世の中がしぶしぶ働き始める頃、私はようやく正月休みに突入。(といってもまず2日間。)この2日間、ほぼ引き篭り生活でした。新年早々したことといえば、掃除とか洗濯とか、家の中でできることばかり。その中で最も外向きといえる行動は、2月文楽公演のチケット購入(といっても電話しただけ)。無事に買えてよかった...。

うーん、こんなんでいいのだろうか、私の2007年?

家の中でできること、というわけで、CDを聴こうと思っても、こういう時に限って聴きたいものがない~、ますます悪循環...はぁ。心を落ち着けるべく、久々にベーム指揮 ウイーンフィルのモーツァルト、クラリネット協奏曲を聴いてみました...穏やかな世界...。体調悪いときや、イライラしてる時には、とりあえずモーツァルトですね、って、モーツァルトイヤーも終わって、何言ってんでしょうか...。

うーん、こんなんで大丈夫なんだろうか、私の2007年...?

明日からまた仕事です...。

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2007年1月 2日 (火)

お正月

あけましておめでとうございます。

年末年始は仕事なので、個人的にはお正月らしさをあんまり感じることなく生活していますが、最近は世の中全般的に、お正月らしさが失われてきているのかもしれませんね。今年は暖かいから特にそうなのかな?世間があまりにもフツウに動いていて、驚くばかりです。

大晦日はホテルステイして、生まれて初めて、自宅以外で新年を迎えました。ホテルマンたちが満面の笑みで働いている姿にグッときてしまい、私も年末年始頑張って働こう~と思いました。やっぱり、笑顔って大切!ですね。今年も、笑顔と感動の多い一年になりますように。

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