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2007年5月19日 (土)

絵本太功記

五月晴れの金曜日、まる一日中、国立劇場に籠もってました。

絵本太功記

第一部
発端    安土城中の段
六月朔日 二条城配膳の段/千本通光秀館の段
六月二日 本能寺の段
六月五日 局注進の段/長左衛門切腹の段
六月六日 妙心寺の段

第二部
六月七日 杉の森の段
六月九日 瓜献上の段
六月十日 夕顔棚の段/尼ケ崎の段
大詰    大徳寺焼香の段

11時に始まって、20時半まで、頑張りました。今回もお尻が痛い!毎日この公演を続けている技芸員の皆様に脱帽です。内容が長大で全てを語ることはとても出来ませんので、とりあえず、徒然なる感想を書き連ねてみます。

明智光秀が織田信長を倒した「本能寺の変」前後の史実に基づいたお話なので、一般的な日本史が分かっていれば、そんなに理解に苦しむことはないのですが、武智光秀を主人公にして進んでいくことと、並行していろんな人物が出てくるあたりが、NHK大河ドラマなんかとは違います。時代物は世話物と違って共感ポイントが少ないので、私にはやや退屈。どうしても、武士の理屈って理解に苦しむねぇ...ってところがあります。なので、あまりストーリーを追いかけるような見方をしないで、楽しんできました。

昨日の夜更かしのせいで、眠気との戦いでしたが、目をつぶっていても三味線だけはちゃんと聴いていた気がします。当然のことながら、燕三さん、清治さん、錦糸さんが素晴らしかったです~。この方々は体と、バチと、三味線が一体化してます。バチが弦から離れてハズレな音が出る、なんてことが全然ありません。力強い音にハッとさせられました(居眠りからさめました...)。それの上を行くのが、やはり寛治さんなのでしょうね。力強さで聞かせるのではなく、ケレンのない、力の抜けた、円熟、余裕の音でした。

杉の森の段は、昨今世間を騒がせたニュースにかぶるところがあって、ううーんと思ったりもしましたが、江戸時代はこんな話題も入れて、エンタメとして成立していたんですよね、きっと。(映画なら、R-15指定だ~。)

尼ケ崎の段は勘十郎さんの襲名公演でも拝見しましたが、当時よりもずーっと大きく立派な光秀になっていた気がします。実はその時が初めての文楽鑑賞だったのですが、今日あらためて観て、松の木に登るシーンはクッキリと覚えてました。当時は、自分の知識もないため、やたらと手足をカシャカシャ動かすんだな~、女性の人形の方が動きがしなやかでいいんじゃないの~って思ったのですが、大見得を切るタイミングや手先の明確な動きのよさが、今回はしみじみと感じられ、私も見所が変わってきたんだな、と嬉しく思ったりしました。

瓜献上の段で、背景(書割)の山々を見て、あ~田舎に行きたい、と思ってしまいました。それくらい、背景の絵が綺麗なんですよね~。文楽の大道具、歌舞伎のよりも色合いが自然なのかな、とっても共感できるところがあって、好きです。

今回の久吉は、一般的な秀吉(サル)っていうイメージと全然ちがって、イケメンでした。玉女さんが遣っているから、なんとなく納得しちゃうけど、ヤな奴にはあんまり見えません!

今日はおこわ弁当を食べたあと、大福はまたもや売り切れ
で、プリンを食べました。国立劇場のお弁当は美味しいので、これも毎回の楽しみ。大福が売り切れなければ、もっといいんだけど...

次回東京公演は9月、すでにチラシが完成していました。第二部は吉田玉男一周忌追善、菅原伝授手習鑑だそうです。もう1年かぁ...(涙)。しかし、きっと技芸員の皆様も燃えますね、楽しみです。

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2007年5月13日 (日)

すらさ

溝の口にある、スリランカカレー屋さんです。ぶらぶら歩いていて、偶然発見したのですが、とっても美味しいお店でした♪

今回注文したのは、豆カレー&チキンカレー、ロティとライスでいただきました。ロティとは、インドカレーでいうところのナンみたいなものですが、ナンよりも硬くて、薄くて、パリッとした食感です。豆カレーはココナッツミルクが入っているので、マイルドでそのままスープみたいにいただけます。チキンカレーは辛いけど、どこかほんわり優しい味でした。

それから、エッグロティもいただきました。卵がほんわかして、辛いものの合間に食べるのにピッタリです。実はエッグホッパーあるかな?!って期待してお店に入ったのですけど、お店の方に聞いたところ、ホッパーは一枚焼くのに手間がかかるので、もしも注文が重なったら、それにかかりきりになっちゃうので、メニューにいれてないんです...とのこと。うーむ残念。

最後に紅茶をいただいて、お腹いっぱいでした。次回はもうちょっとスリランカ独特の料理にチャレンジしたいです。しかし、「すらさ」って、どんな意味なんでしょうかね~?

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2007年5月12日 (土)

ヒサマズキッチン 火香

世間はGWが終わって、日常に戻ったようです。
私はようやく3連休をいただきまして、ぼんやり過ごしています。

初日は、やはりというか、部屋に引きこもったまま。一歩も外に出なかったので、ろくなものを食べず。
フツウは、「じゃ、買いに行こう」となるのかもしれませんが...どうも、食に対する意欲が低いみたいで。しかし、年齢と共に、そういう無理は利かなくなるようです。二日目の今朝は、焼きたてパンを朝食に食べたのに、どうも体がスッキリしない。また寝そうになりましたが(危険・・・)、用事があったのでよろよろと新宿へ出かけました。

用が済んでも、まだ体調どんより...。これは何かちゃんとしたものを食べないと、と思って、入ったのが「ヒサマズキッチン火香」。実は初めてだったのですが、今日の自分にドンピシャでした。

地鶏とアボガドの丼をいただきました。地鶏のから揚げの下味も良いし、添えてあったパプリカは酢にくぐらせているのかな、さっぱりと爽やか。添えてあったスープは、細かく刻んだ野菜が多種入っていて、あっさりしているのにすごく美味でした。デザートに洋風菓子ではなく、蕨もちが出たのもナイス♪ 量もほどよく、大変満足。今度は夜にも行きたいです。(お冷もただのお水ではなく、なにか少し入っているのかな? とても爽やかでした。お冷が美味な店って、まずハズレがないですよね。)

やっぱり、美味しいものをほどよく食べて、体を動かすことが必要なのだわ、としみじみ思いました。ちゃんと料理しなくちゃね...。

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2007年5月 5日 (土)

BABEL

GW中の貴重な休日。
昼は家でのんびりして、夜は映画「BABEL」を見てきました。

上手く表せないけど、私がこの映画を見て思ったのは...
人間は誰しもどこか欠けているところがあり
、決して完璧な存在ではなくて、そんな人間の愚かな営みは、どこかの誰かに少しづつ影響を与えていて、でもそんな人間同士が支えあってこの世界が動いているんだな、ってこと。人間はやっぱり「バベルの塔」を築ける存在ではないんだと、改めて思いました。

欠乏感、孤独感が強く押し出されているけど、それぞれのシーンでかすかな救いが感じられて(モロッコのガイドさんの暖かさとか、ベビーシッターさんの涙とか、抱き合う父娘とか)、私は良い映画だと思いました。2時間半あっという間でしたが、色々と考えさせられました。

でも、映画を娯楽だと思っている人は、不完全燃焼になるでしょうね。菊地凛子で話題の映画とはいえ、エンタメ度は低いかも。大人向けです。

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2007年5月 4日 (金)

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン

一昨年から、GWに東京国際フォーラムで開催されている、クラシック音楽のお祭です。「初心者でもOK」がウリの音楽会は敷居が低い様に見えて、一流の音楽家が出ていたりしてあらビックリ、な集いだったりします。今年のチラシには「クラシックのEXPOへようこそ!!」と書いてあります。

でも、実は私、いままで行ったことなかったんです。だって、GWは働いてるし。それに、クラシック音楽に親しんでない人達は、演奏会中でも喋ったり、ビニール袋をガサガサやったり、携帯鳴らしたりするから、ヤなんですよねっ。(特に過去2年のテーマはベートーヴェン、モーツァルトとポピュラーでしたから、本当になんとなく来場した人が多そうで避けていました。)

でも、今年はテーマが「民族のハーモニー」。地味めだし、落ち着いてるかも、なんて思って、今日は仕事帰りにフラリと行ってまいりました。


「プラハ・ガルネリ・ピアノ・トリオ」

♪スメタナ:ピアノ三重奏曲 ト短調 作品15
♪ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲 第4番 ホ短調 作品90「ドゥムキー」


チラシには「チェコのピアノ三重奏といえば、詩情豊かなこの2曲。酸いも甘いも知った大人のために」と書いてありました。なるほど、です。スメタナは切ない音色や激しいテンポが交じり合って、人の心のざわめきのようなものを感じました。ドヴォルザークは民族音楽的な音色がはっきりでていました。演奏は丁寧で、温かみがあって、素晴らしかったです。(とはいえ、GW働き続けてきた私は、半分ウトウト...。とても気持ちよかったです、ハイ。)

開演時間が22:30と遅いためか、室内楽という渋い選択のためか、大人のお客様ばかりで、普通のクラシックコンサートとほぼ同じ雰囲気でした。ちなみに終演は23:30。こんな時間帯にイベントが成り立つのって東京だけだよな~としみじみ思ってみたりもしました。音響が良くないし、椅子も1時間座れば疲れてくるし、音楽ホールで聴くのに比べると劣る部分も多々ありますが、仕事帰りのひととき、美しい音で癒されて1500円の入場料なら、大変お買い得でした。

ちなみに「プラハ・ガルネリ・ピアノ・トリオ」は土曜日の夜にも公演あり。

行こうかな...。

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